月別アーカイブ: 2013年11月

30歳以上は要注意!住宅ローンの返済額

住宅ローンの返済金額をいくらに組むかはいろいろ考えると思います。
私も借入額を年収の5倍以内に収め、なんとか返済しています。

万一、金利上昇などがあれば、クルマを手放すなどの保険を残しています。

ところが、少し困ったことも起きています・・・。

返済完了年齢に注意

住宅ローンの借入期間を35年とする人が多いと思いますが、30歳以上の人が気をつけて欲しいのは完済時期です。

ちなみに、私の場合は72歳です。

繰上げ返済をしないと退職金や年金で返済する必要が出てきます。
老後に残るのが、築30年に近い家だけで、退職金もない・・・。

せっかくの老後もお金がないと、全然楽しめません。
やっと時間ができても、旅行や外食、子供や孫達にも何も買ってあげられないのは辛すぎます。

いくら雇用が65歳まで伸びるとはいえ、60歳で役職定年になるなど給料が下がることが多いのも心配のタネですね。

繰り上げ返済の返済額も計算に入れる

老後を安心して過ごすためには、60歳でローンを完済できるようにすることです。
ということは・・・計画的に繰り上げ返済をしていかないといけません。

実質35年ローンではなく、60-年齢の借入年数となってしまう訳です。
65歳まで働くのであれば、65-年齢の借入年数ですね。

30歳以上で年齢が上がれば上がるほど、実際の返済期間は短くなります。
その分の返済額を考慮に入れておかないと、痛い目にあいます。

本当の返済額はいくらになるのか?

例えば、私の場合・・・実質23年ローンとなってしまいます。
その場合、毎年70万円ずつ繰り上げ返済を実行しないといけません。
毎月にならすと、約6万円・・・。

なんと毎月の返済額+6万円という恐ろしい返済額になってしまいます。
さすがに毎月は無理なので、ボーナスで繰り上げ返済するとしても年間70万円が消えてしまいます。

ボーナスがカットになったりしたら・・・考えただけでも恐ろしいです。

結論、30歳以上の方は60歳までに返済しようとすると、いくらになるか計算すべきです。
年齢が上がるほど厳しくなるので、一度考えてみてくださいね。


年収500万円台で3750万円のマンションを購入

東京都内 夫28歳 妻28歳 子供0歳
年収500万円台(手取り)

頭金 0万円
住宅ローン借入額 3750万円

金利タイプ 変動金利 0.775%
借入額 3750万円
借入期間 35年
毎月返済額 約10万2000円
ボーナス時加算額 0円
管理費・修繕積立金 2万円

一言

貯金もないまま頭金も入れずフルローンで購入しました。共働きだったのですが、派遣で働いていた妻も妊娠で退職しました。現在、子供が生まれたばかりで専業主婦をしています。正直返済が厳しいです・・・。

賃貸に比べて、住環境がよくなったことだけが救いです。

アドバイス

若い夫婦だとありがちですが、お子さんができて、共働きではなくなってしまったんですね。DINKSがもっとも貯金をしやすいので、その間に貯金できなかったのは残念です。

しかし、普通にいけばこれから給料も上がってくるでしょうし、1,2年後には奥さんも働きに出れると思いますので、しばらく耐えれば何とかなるのではないでしょうか?

若いうちに購入しましたので、定年前に返済が終わるのは安心ですね。

みなさまもコメント欄でアドバイスお願いします。