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世帯年収750万円で3100万円の新築一戸建てを購入(静岡県 えりんごさん)

静岡県 えりんごさん

年齢・家族構成:夫30歳 妻30歳 長男(年長)次男(1歳)
世帯年収:税込年収750万円 夫(450万)妻(300万)

物件価格 3100万円 新築・一戸建て
頭金 0円
住宅ローン借入額 3100万円

金利タイプ 変動金利0.85%
借入額 3100万円
借入期間 35年
毎月返済額 約8万円
ボーナス時加算額 約4万円
管理費・修繕積立金 なし

一言

長男の小学校入学がせまっているので、家を購入したいのですが、車のローンが今まであったためほとんど貯金なしのフルローンです。

3100万借入して余裕のある暮らしができるのか不安で仕方ありません。
もっと身の丈にあった物件を探すべきのような気がします。

アドバイス

えりんごさん、投稿ありがとうございます。

世帯年収と借入金について、普通に考えると無理なく返済可能です。世帯年収750万円だと、首都圏の人は当たり前のように4000万円やそれ以上の金額(無謀に思えるかもしれませんが・・・)の住宅ローンを抱えることも少なくありません。

ですが、えりんごさんの口ぶりですと、返済に危機感を感じているようです。その原因がどこにあるのでしょうか?

一つは車のローンがあったとはいえ、貯金がないことです。年収から考えても貯金がないというのは少し浪費しているのかな?という点です。言い換えるとそれが余裕のある暮らしなのかもしれませんね。

もうひとつは、単純に借金がイヤ、嫌いだということでしょうか?この場合は、住宅ローンを抱えることで、精神的に負担になるならもっと貯金を増やしてからの方がいいかもしれませんね。頭金を入れる必要はありませんが、手元資金がある方が安心できますので。

返済自体はあまり問題ないと考えて、シンプルに考えてみましょう。

まず現在の家賃、住居費と比べてどれくらいお金がかかるのか?固定資産税なども考慮に入れないといけませんが、現在かかっている金額と比べてみると、生活ぶりが想像しやすいでしょう。

次にお子様のことです。お子様がもう少し大きくなってきても、現在の家に住み続けることができるのかどうかです。特に下の子が大きくなってきても平気でしょうか?

家選びはお金の面よりも家族のことが大きく影響すると思います。男の子2人ですし、賃貸住宅にいるより一戸建てを買ってしまった方が良いというのは、妥当な判断だと感じます。

今の金利水準だとフラット35のような超長期固定金利の方が安心できるので、こちらも考えてみるといいですね。現在の生活費などから新しい家での生活をシミュレーションしてみてください。保険料など削れるものも多いかもしれませんよ。

みなさんもコメント欄でアドバイスお願いします。
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世帯年収970万円で4300万円の新築マンションを購入(都内近郊 たかしさん)

都内近郊 たかしさん

年齢・家族構成:本人27歳、妻26歳 子供なし(1人を数年以内に予定)
世帯年収:額面年収 本人600万円、妻370万円 計970万円

物件価格 4300万円 新築・マンション
頭金 1,400万円+諸費用
住宅ローン借入額 2900万円

金利タイプ 当初15年固定1.082%
借入額 2900万円
借入期間 35年
毎月返済額 83,000円
ボーナス時加算額 0円
管理費・修繕積立金 管理費 19,000円
修繕積立金7,000円

一言

結婚を機にマンションを購入しました。

両親からの援助(400万円)も後押しとなりました。

子供を授かった際に、妻が働けなくなり収入が下がる懸念があるため少し不安です。

管理費はタワーマンションのため高めです。このローンは一般的に問題ない水準でしょうか。

ローンが低金利で控除があったため借入額を増やし残預金は600万円程度あります。

アドバイス

たかしさん、投稿ありがとうございます。

ご両親からの援助があったとはいえ、充分な頭金があり、住宅ローンとしては何も不安がありません。すべて頭金に投入せず、手元に余裕資金を残したのも◎です。

現在の低金利ですと、無理に頭金を入れるより住宅ローン減税もフル活用した方がお得です。たかしさんの場合は税金の控除を考えると、10年間ほぼ金利負担なしで借金できたことになりますね。

15年後に金利が見直されるときに金利が上昇していれば、多めに繰上げ返済をしてしまってもいいですね。ひとまず10年間は住宅ローン減税のメリットを最大限に享受すべく繰り上げ返済も不要です。年齢も若いですしね。

奥様が育児で仕事を離れた場合は、確かに少し心配ですが気にするほどではないでしょう。今まで貯金もしっかりできていますし、返済額としては一般的だと思いますよ。心配なら子育てが一段落したところで、復帰かパート等で働けば問題ありませんね。

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世帯年収620万円で5200万円の新築一戸建てを購入(東京都 ぐらさん)

東京都 ぐらさん

年齢・家族構成:夫37歳 妻38歳 息子2歳
世帯年収:夫420万 妻200万

物件価格 5200万円 新築・一戸建て
頭金 400万円
住宅ローン借入額 4800万円

金利タイプ フラット35S 0.9%
借入額 4800万円
借入期間 35年
毎月返済額 約14万円
ボーナス時加算額 なし
管理費・修繕積立金 なし

一言

将来の資産にと思い、都内に土地を購入。
無謀でしょうか。

アドバイス

ぐらさん、投稿ありがとうございます。

まず固定金利のフラット35sで0.9%の金利は大変羨ましいです。この超低金利時代にうまく乗れましたね。

金利上昇も心配ありませんが、フラット35sの制度上5年後か10年後に優遇期間が終わり、0.3%金利上昇することには注意してください。

将来の資産という点では、今後の人口減少のことを考えると都内でも場所に左右されるでしょう。なるべく駅近であったり、今後の再開発が見込める地域であったり、条件はいろいろあります。

こればかりはすぐに結果が出ることではありませんので、人口動態などの様子を見つつ、判断していく必要がありますね。

さて、無謀かどうかというご質問ですが、難しい質問ですね。額面どおりに一般的に回答すれば、無謀とも言えます。そこで収入から考えてみることにしましょう。

まずお二人の手取り収入を約500万円とします。そこから年間の住居費が14万円x12ヶ月=168万円です。残りは332万円です。この332万円で光熱費から始まり、食費、携帯代、レジャー費、教育費、貯金などまですべての費用をまかなわないといけません。

それでやっていけるかどうかを計算してみるといいのではないでしょうか?

気をつけないといけないのは、将来の教育費がかかり始めたときですね。その時は売却するのも一つの手です。将来の資産価値を考慮されているのなら、出口戦略も早くから考えておくのも悪くないですね。

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