住宅ローンの返済金額をいくらに組むかはいろいろ考えると思います。
私も借入額を年収の5倍以内に収め、なんとか返済しています。
万一、金利上昇などがあれば、クルマを手放すなどの保険を残しています。
ところが、少し困ったことも起きています・・・。
返済完了年齢に注意
住宅ローンの借入期間を35年とする人が多いと思いますが、30歳以上の人が気をつけて欲しいのは完済時期です。
ちなみに、私の場合は72歳です。
繰上げ返済をしないと退職金や年金で返済する必要が出てきます。
老後に残るのが、築30年に近い家だけで、退職金もない・・・。
せっかくの老後もお金がないと、全然楽しめません。
やっと時間ができても、旅行や外食、子供や孫達にも何も買ってあげられないのは辛すぎます。
いくら雇用が65歳まで伸びるとはいえ、60歳で役職定年になるなど給料が下がることが多いのも心配のタネですね。
繰り上げ返済の返済額も計算に入れる
老後を安心して過ごすためには、60歳でローンを完済できるようにすることです。
ということは・・・計画的に繰り上げ返済をしていかないといけません。
実質35年ローンではなく、60-年齢の借入年数となってしまう訳です。
65歳まで働くのであれば、65-年齢の借入年数ですね。
30歳以上で年齢が上がれば上がるほど、実際の返済期間は短くなります。
その分の返済額を考慮に入れておかないと、痛い目にあいます。
本当の返済額はいくらになるのか?
例えば、私の場合・・・実質23年ローンとなってしまいます。
その場合、毎年70万円ずつ繰り上げ返済を実行しないといけません。
毎月にならすと、約6万円・・・。
なんと毎月の返済額+6万円という恐ろしい返済額になってしまいます。
さすがに毎月は無理なので、ボーナスで繰り上げ返済するとしても年間70万円が消えてしまいます。
ボーナスがカットになったりしたら・・・考えただけでも恐ろしいです。
結論、30歳以上の方は60歳までに返済しようとすると、いくらになるか計算すべきです。
年齢が上がるほど厳しくなるので、一度考えてみてくださいね。