月別アーカイブ: 2017年7月

世帯年収630万円で3700万円の新築一戸建てを購入(群馬県 むぎさん)

群馬県 むぎさん

年齢・家族構成:本人40歳 妻33歳 現在妊娠中で8月出産予定
世帯年収:630万(会社員300万 妻会社員330万)

物件価格 3700万(諸経費、外構費込み) 新築・一戸建て
頭金 700万円
住宅ローン借入額 3000万円

金利タイプ 変動金利0.615%
借入額 3000万円
借入期間 35年
毎月返済額 約8万円
ボーナス時加算額 なし
管理費・修繕積立金 なし

一言

不妊治療で貯金を使ってしまった為、頭金を入れると貯金が100万程しか残らないことが少し不安です。

車は普通車を2台所有していて、1台のローンがあと3年ほど残っています。

妻が育休明けに時短勤務になると世帯年収が550~580万くらいになってしまいます。

私の年収が上がる見込みがあまりないのと、2人とも退職金がないので老後の為に貯蓄型の保険に入っていてそれも合わせ現在は毎月6万程を貯金しています。
これから学資保険も組もうと考えているのでこのまま住宅ローンが返せるのか正直不安です。

私の年齢も考え 繰上げ返済も計画してやらなければと思っているのですが、そのタイミングや教育資金の準備のバランスが難しく悩んでいますのでアドバイスよろしくお願いいたします。

アドバイス

むぎさん、投稿ありがとうございます。

まずは大変な不妊治療を終えられて、妊娠おめでとうございます。そこでお金を使っても十分な頭金を貯めているので立派ですね。

単純に世帯収入と住宅ローンの返済額をくらべると、返済は難しくはありません。

しかし、むぎさん家特有の悩みもいろいろととありますね。

・1人1台が当たり前の群馬県では、車の維持費がかかります。(月4万円程度?)
・退職金代わりの貯蓄型保険をかけています。(月6万円)
・教育資金のための学資保険や子どもにかかる費用。(月2万円)
・年齢的に少なくとも10年分は繰上返済したい。(月3万円)

これらを固定費と考えると、毎月の使える金額はかなり減ってきますね。

ボーナスを無視してざっと月々にならすと、15万円程度でしょうか。住宅ローンと合計して23万円を差し引いて生活できるかどうかです。いかがでしょうか?

苦しい場合は何かを削らなければなりません。

クルマを1台軽自動車にする。貯蓄型保険を減額する。携帯電話は格安携帯にするなど・・・。

繰上返済のタイミングも確かに難しいですね。

手元の貯金をためておいて住宅ローン控除の切れる10年後から始めるか、気にせず教育費のかからぬ子どもが小さいうちにドンドン始めるか、どちらかだと思います。

教育期間が終わってから一気にというのでは、ちょうど定年時期と近くなっていますので老後資金に影響が出そうです。また、変動金利ですので金利上昇も気になるところ。そう考えると早めに動いた方がいいでしょう。

お金のかかる時期を把握しておくために、ライフプラン表を作成しておくと良いですね。

悩むこと多いかもしれませんが、生まれてくるお子様と新居での生活楽しみですね。がんばってください。

みなさんもコメント欄でアドバイスお願いします。
また、投稿もよろしくお願いします


世帯年収700万円で4500万円の新築一戸建てを購入(福岡県 ひろさん)

福岡県 ひろさん

年齢・家族構成:夫28歳 妻29歳 子供4歳 2歳
世帯年収:夫公務員550万 妻パート150万

物件価格 4500万円 新築・一戸建て
頭金 50万円
住宅ローン借入額 4500万円

金利タイプ フラット35S・0.8%
借入額 4500万円
借入期間 35年
毎月返済額 10万円
ボーナス時加算額 15万円
管理費・修繕積立金 0円

一言

この度子供が小学校に上がる前にと思い切って購入したいと思っているのですが、頭金がほとんど無いのと返済額が太いのを見ると無謀かなと思ってしまいます。

現在家賃が75000円で、車は普通車と軽四1台ずつ所有しています。

月の返済は約10万ですがこれから太陽光の売電が25000位あるので実質8万程度になるかと思います。

アドバイス

ひろさん、投稿ありがとうございます。

子供の入学は住宅の購入の良いきっかけです。これからの学校生活に向けて、拠点を構えてあげるのはいいですね。

頭金を準備していなかったのは、突然購入を思い立ったからでしょうか?私もそうでしたが、きっかけは突然やってきますね。

さて、気になる住宅ローンの返済については、現在の家賃と比べるとわかりやすいです。現在の家賃は75,000円で、太陽光発電の売電と差し引きすると月々の返済額は約8万円程度。ほぼ変わりありません。

賃貸にないものとして、ボーナス払いがあります。他には固定資産税と都市計画税や修繕費用などもかかってきます。もっとも修繕費がかかるのは先の話だと思いますが。

逆に賃貸と違って、2年に1回の更新費用はかかりません。また、当初10年間は住宅ローン控除というメリットがあります。住宅ローン控除の減税分40万円でちょうどボーナス払いの30万円と固定資産税とトントンとなるくらいでしょうか。

そう考えると現在と支払額はあまり変わらないことになります。

しかし、気をつけないといけないのは、フラット35Sは5年(10年)後に金利がやや上がること。長期固定金利なので金利上昇はありませんが、0.3%程度でもあがるのは痛いものです。

そして、10年後の住宅ローン控除が終了した後です。時期的に教育費もかかり始めますし、もしかすると太陽光発電もパネルが弱ってくる時期かもしれません。住宅ローン減税終了後の問題は、誰にでも振りかかってくることですので仕方ありませんが・・・。

ひろさんの場合は年齢がまだお若いので、そのときには給料も上がっていることに期待ですね。

みなさんもコメント欄でアドバイスお願いします。
また、投稿もよろしくお願いします