年収700万円台」カテゴリーアーカイブ

世帯年収700万円台の方はどういう物件を購入し、住宅ローンを組んでいるのでしょうか?みなさんがどうしたのか投稿されたデータを公開しています。

1馬力の方も共働きの方もいて、ボリュームが大きい収入帯です。適正価格を知るためやいくらぐらいのローンだと返済が厳しくなるのか参考にしてください。

世帯年収780万円で2900万円の新築一戸建てを購入(宮城県 くるみさん)

宮城県 くるみさん

年齢・家族構成:主人40才 私42才 子供なし
世帯年収:二人合計平均780万

物件価格 2900万円 新築・一戸建て
頭金 500万円
住宅ローン借入額 2400万円

金利タイプ 0.9%
借入額 2900万円
借入期間 35年
毎月返済額 65000円
ボーナス時加算額 なし
管理費・修繕積立金 0円

一言

35年でローンを組みましたが、10年の住宅ローン控除が終了したら繰り上げ予定です。

仮審査は3400万で通しました。が、身の丈にあった額へ変更しました。

上をみたら切りがなく、身近な方に住宅ローンが払えなくなって50代半ばで家を手放した方もいらっしゃったので、本審査は1000万減で借り入れました。

この支払い額で、毎月8万円ほどの預金も出来てます。

家は買ってからが物入りです。税金も来ますし修繕もかかってくる時が必ず来ますし…。

何十年も今の給料が維持できる保証もないので、余裕の有る資産計画が一番かなと思ってます。

アドバイス

くるみさん、投稿ありがとうございます。

堅実なローン返済設計がお見事です。ご本人にとっては不本意で大変気の毒なのですが、身近な人に実際に住宅ローンの返済で苦労した方を見れたのはラッキーでした。反面教師というわけではありませんが、なかなか実感が沸くことではありませんので・・・。

毎月8万円も貯金できるのでしたら、恐れることはありません。住宅ローン控除を受けられる10年間は思い切りメリットを享受して、10年後から繰上返済していくといいですね。

家は買ってからが物入り、何十年も今の給料が維持できる保障はない、どちらも真理です。最近では給料が上がっても税金や社会保険料が上がるので、逆に手取りが下がったりします。働き方改革により残業代も減り、収入減も囁かれています。

きっちりと不都合な未来にも備えているのでしたら、問題ないでしょう。くるみさんはとてもしっかりしていますので、その調子で住宅ローンも返済しつつ、生活を楽しんでくださいね。

みなさんもコメント欄でアドバイスお願いします。
また、投稿もよろしくお願いします


世帯年収710万円で4850万円の新築一戸建てを購入(茨城県 手造好き太郎さん)

茨城県 手造好き太郎さん

年齢・家族構成:夫:31歳 妻:31歳 子供:1歳 1人予定
世帯年収:夫(会社員):710万円 妻:専業主婦(5~6年後に60万円)

物件価格 4850万円 新築・一戸建て
頭金 500万円
住宅ローン借入額 4350万円

金利タイプ 固定 フラット35s 当初1.14% 11年~1.46% まだ確定していません
借入額 4350万円
借入期間 35年
毎月返済額 14万円ほど
ボーナス時加算額 なし
管理費・修繕積立金 2万円

一言

可処分所得で考えると返済比率が30%程になり苦しく、年収の5倍などの基準から考えると借り過ぎが否めません。
学費がかかる頃に収入も頭打ちになると思われ、老後貧乏が心配です。金利確定まで低金利であることを祈るばかりです。

子供はもう一人欲しいですが、一人のままで教育費にあてるか、全部公立で我慢してもらうか悩みどころです。

地域柄車が必要で、2台所有しております。
現在の家賃が7万円 #補助があって4万円。
家のために毎月10万円弱貯金を貯金してきましたが、居住費が今より負担になります。
# 致し方有りませんが。

皆様のアドバイスをいただけると有難いです。

アドバイス

手造好き太郎さん、投稿ありがとうございます。

現在の家賃が補助を入れて4万円ですんでいたのが、購入後は約16万円となると住居費にかかるお金は相当増えますね。毎月10万円できていた貯金も難しくなるかもしれません。

単純に計算すると貯金ができなくなりますが、年齢的にもまだしばらくは昇給があると思いますので、我慢しつつ奥様が働けるようになるのを待つことでしょうか。

不安要素には他にも増税ラッシュがあります。専業主婦や年収が800万層は現在の自民党や財務省からは完全に狙い撃ちをされるところなので、油断はできませんね。

ご自身にも自覚があるとおり、返済が苦しいのは覚悟が必要です。フラット35ですので、返済金額が固定されるのは良いですね。返済額は変わらず、後は手取りの収入に応じてどうして行くかを考えればいいので、計画が立て安くなります。

車は必須な場所でしょうから、削減するのは難しいでしょうし、すでに1台は軽自動車にするなど手は打っていると思います。いざというときには1台はやめることが必要かもしれませんし、他にも固定費で削れるものがないか探しておいた方がいいかもしれません。

聖域は作らず、教育費もその削減対象とすべきです。逆に大逆転で、幼児教育の無償化などで楽になる部分もあるかもしれませんが・・・。

老後貧乏とならないためにも、がんばっていきましょう。

みなさんもコメント欄でアドバイスお願いします。
また、投稿もよろしくお願いします


世帯年収700万円で3600万円の新築マンションを購入(兵庫県 ミナミさん)

兵庫県 ミナミさん

年齢・家族構成:夫、妻共に33歳
世帯年収:夫600万 妻100万

物件価格 3600万円 新築・マンション
頭金 0円
住宅ローン借入額 3600万円

金利タイプ 変動 0.525%
借入額 3600万円
借入期間 35年
毎月返済額 94000円
ボーナス時加算額 0円
管理費・修繕積立金 20000円

一言

夫婦二人暮らし。
これから子どもも考えています。

いつか家を持つならと思い、思いきって購入しました。よく、年収の5倍くらいの値段が妥当と記載されているのと、月々の返済額を見ると予算を越えてしまってるので返済できるのかと悩みに悩んで購入しました。

今の現状貯蓄は500万弱
車はなし。
一応夫の収入は右肩上がりにはなります。

子どもが出来たらパートはやめて一旦専業主婦の予定。
落ち着いたらパート再開しようと思っています。

将来子どもの学費や車を持つなら返済は厳しいでしょうか?

アドバイス

ミナミさん、投稿ありがとうございます。

よく言われる年収の5倍というのは、現在は超低金利なことと住宅ローン控除があることで、やや当てはまらなくなっています。ただ、参考にするにはわかりやすい数字ですので、気にかけておくのはいいかもしれませんね。

問題は月々の予算を超えてしまっているという点です。予算オーバーしていると、そのシワ寄せは別のところにかかってくるので、吸収できる費用を見つけておいた方がいいですね。

しかし、ミナミさんがパートに出ている今の収入のうちは、住宅ローンの返済に困ることはないのではないでしょうか。

問題はお子様ができたときの収入減となった時ですね。将来、パートに復帰する予定がありそうなので、その時までの一時的な問題かもしれませんが・・・。

貯金も500万円弱あり、クルマも今のところ持っていないので堅実に生活されているのだと思います。ご主人も右肩上がりに収入が増えているようなので、無理をしなければ返済も問題ないと思います。

将来的には教育費や車を持つことも検討されているのだと思いますが、いずれも固定費に当たるので年間にかかる費用は計算しやすいでしょう。手取り収入から住居費や光熱費、生活費、貯蓄を引いて、どれくらい回すことができるかを見て、判断するといいですね。

当面の10年間は住宅ローン減税もあるので、様子を見つつ、家計を判断してみてください。それでは、新居での生活を楽しんでくださいね!

みなさんもコメント欄でアドバイスお願いします。
また、投稿もよろしくお願いします